HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES VOL.11
解説
01 NILS OPENING (TAKE1)
最初のセリフにメロディがついていたとはびっくりです。
02 NILS ENDING (TAKE1)
当たり前だけど、英語バージョンにびっくりです。すごくかっこいいので、
2度びっくりです。
03 NILS ENDING (TAKE2)
こちらは、歌い直したバージョンみたいです。こちらにはリズムボックスが入っていないところを見ると、やめてほしいと言われたのかも、それから、大サビのパートが前のはなかったのに、こちらには入っているのが大きな違いです。
04 WONDERFUL ADVENTURE (TAKE1)
ニルス用に挿入歌として書いた曲。僕の得意な3拍子の曲です。ピアノのソロも自分で弾いているが、なかなかかっこいい。最後に入ってくるピアノのアドリブもかっこよくてお気に入りです。
05 TURN ME AWAY (TAKE1)
もう、何回かライブでも歌っているので、ご存知の方も多いかも。歌が抜群に上手い沖縄出身の三姉妹のコーラスグループ、EVEのデビューアルバムのために書いた曲。英語で歌ってくれることがわかっていたので、おもいっきり英語とコーラスが生きる曲を書いたのだと思います。最後のアカペラから転調した後、二人がコーラスで、一人がフェイクをするというパターンにも気持ちが入っています。
06 SO PRECIOUS & FEW (TAKE1)
この曲も、EVEに書いた曲。この曲のアレンジを担当してくれた船山基紀さんが、この曲を覚えていて、とにかく好きな曲だと言ってくれました。船山さんのアレンジも、とてもおしゃれでかっこよかったのを覚えています。
07 MAGIC CAPSULE(ANOTHER VERSION TYPE1)
全く覚えていないMagic Capsule。こんな曲があったとは驚きです。今聴くと、結構いい感じがするけど、なぜ、これをボツにしたのでしょう。サビの掛け合いのところなんか、すごくかっこいいけどね。
08 MAGIC CAPSULE(ANOTHER VERSION TYPE2)
これは、例のマジックカプセルと歌詞が一緒。でも、全然違う曲がついています。それが暗い。めちゃくちゃ暗い。自分に何かあったのではないかと思うくらい暗いのです。そして、サビで、訳がわからなくなってFade out。どうなっているのでしょう。
09 MAGIC CAPSULE(ANOTHER VERSION TYPE3)
これまた、違うメロディーです。でも、暗さは半分ぐらいになりました。Magic Capsuleが連呼されるとこは、とてもいいアイディアだけれど、曲としてはまとまっていないです。きっと、忙しすぎて、頭がまとまらなかったのでしょう。その結果、ミッキーに助けを求めて出来上がったのが、二人でメロディーを共作したMagic capsuleだったということですね。
10 COME AWAY(TYPE1)
これも、全く覚えていない曲です。多分、このタイミングでこういう感じの曲を書いているということは、西遊記2のエンディングテーマのために書いた曲だと思われます。前のエンディングテーマがガンダーラなので、こういうマイナーの少しオリエンタルな、そしてバラードに近いものを書いたのだと思います。
今、聞いてみると、結構いい曲ですが、きっと、ボツになったのでしょう。
確かに、Holy & Brightのように突き抜けた感じがないので、仕方がないと思いますが、もったいなかったですね。
11 COME AWAY(TYPE2_TAKE1)
そして、全く違うcome awayです。出だしもかっこいいし、サビでメジャーになるところも爽やか。今の僕なら文句なしで採用すると思うんだけど、さて、これも突き抜けた感じがなかったのでしょうか。
12 COME AWAY(TYPE2_TAKE2)
前の曲を、リズムボックスを外して、歌い直しています。当時は、まだリズムボックスが入っていると、その単純さばかりが気になってしまって、曲を正しく評価できない時代だったのだと思います。当時の僕は、仕方なしに、どんなデモでも、リズムボックスのないバージョンを作っています。でも、今聴くと、断然リズムボックスが入っている方がいいんだけどね。まあ、今は、単純なリズムが繰り返されるヒップホップに慣れたからかもしれないけど。