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HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES VOL.10
ディスクユニオンにて販売されてきた、タケカワユキヒデのデモテープ音源商品化シリーズ。
第9弾につづき、待望の第10弾はダウンロード版として商品化。
本作では1979年に録音された素材より、TV番組、CMソング、他アーティストやゴダイゴのレパートリーとして提供された楽曲のデモ音源を中心に紹介しています。
アルバムダウンロード特典
タケカワユキヒデ最新書きおろしによる秘蔵エピソード満載の全曲解説プレゼント!
(PDFデータとしてダウンロードファイルに同梱。解説は販売ページにあるものと同じものとなります。)
※全曲初登場音源/1979年録音作品/一部収録内容やタイトルが変更となる場合があります。
HOME RECORDING DEMO 10 解説
01 PEACH NECTOR(TAKE1)
PEACH NECTORにサビの前に別のメロがあったなんて驚きだ。結構かっこいい。ちゃんとした曲として作っていたことがわかって、嬉しかった。ただ、声が低くてしゃがれて暗い。これは間違いなく風邪をひいている証拠だ。
02 PEACH NECTOR(TAKE2)
最初のパートを繰り返して、2回目にハーモニーをつけて、すごくおしゃれになっている。さびも2回繰り返していて、益々ちゃんとした曲になった印象だ。まあ、風邪はひいているけど。
03 開けてみれば愛(TYPE1)
日付ははっきりしていないが、この曲は、79年の4月から始まったセレブレーションツアーの途中に、電話で注文を受けた曲。確か、仙台で書き上げた覚えがある。ツアーが途切れた時に、家に帰って録音をして先方に渡したのだと思う。
04 開けてみれば愛(TYPE2)
こちらは、サビがダブルになっている。少し、テンポを早くしようと試みたようだが、結果的にあまり変わらない印象だ。いまの僕はtake1の方が好きだが、当時は、take2をOKにしたと思う。
05 CIVIC (TAKE1)
HondaのCIVICというタイトルが付いているので、CMソングとして書いたものだと思う。
でも、この後に、レコーディングをした記憶がないので、もしかしたら、ボツになった曲かもしれない。
ちゃんとサビにアイデイアが盛り込まれていて、すごくおしゃれな仕上がりだと思うのだが、本当に、使われなかったのだろうか。
でも、こういう声が重なっていく工夫(この曲は逆Return to Africaだ)がすごく上手だった時期だ。(「開けてみれば愛」とこの「HONDAのCIVIC」の間に、ずいぶんブランクがあるので、珍しく暇だったのかと思ったら、「MONKEY」のミュージカルの曲をたくさん書いていた)
06 MR. CLOWN (TAKE1)
「鏡の中のアグネス」を作ってから半年、今度は、アグネスが英語を前面に出した子供向けのアルバムを作るという話になった。流石に、この時のゴダイゴは忙しすぎて全面的にバックアップすることができなかったので、このアルバムは、今までに、僕とヨーコで子供向けに作ったたくさんの曲で構成するということだった。でも、新しい曲も書くということになって作曲したのが、この曲。
この曲の場合、テイストが70年代中期の感じで、79年に書いたとすると、少しノスタルチックなつもりで作っているのではないかと思われる。
07 MR. CLOWN (TAKE2)
こちらは声をダブルにして、この時期のレコードのような仕上がりにしている。こんなに一生懸命作っているのは、やっぱり、アグネスに渡すことがわかっていたからに違いない。
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