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HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES VOL.26
ディスクユニオンにて販売されてきた、タケカワユキヒデのデモテープ音源商品化シリーズ。
第9弾につづき、待望の第10弾からはダウンロード版として商品化。本作では1979年以降に録音された素材より、TV番組、CMソング、他アーティストやゴダイゴのレパートリーとして提供された楽曲のデモ音源を中心に紹介しています。
アルバムダウンロード特典
タケカワユキヒデ最新書きおろしによる秘蔵エピソード満載の全曲解説プレゼント!
(PDFデータとしてダウンロードファイルに同梱。解説は販売ページにあるものと同じものとなります。)
※全曲初登場音源/1984年録音作品/一部収録内容やタイトルが変更となる場合があります。
HOME RECORDING DEMO 26 解説
01 LIKE ROMEO AND JULIET
一時期、トニーという名前のドイツとのハーフでモデルをやっている男の子が歌手デビューをするというので、歌の練習に来ていたことがあった。こういうことはほとんどしたことがないのだが、事務所が断れなくてそういうことになったのだと思う。僕は彼のために、ずいぶん曲を書いたが、しばらくして、彼は来なくなった。彼が歌手デビューしたのかどうかは今となってはわからない。が、僕の曲でデビューはしていないようだ。この曲は、彼に書いた何曲目かの曲だが、結局どこでも使っていない。
02 WINNERS OR LOSERS
これも、トニーに書いた曲。彼は、モトクロスをやっていたので、こういうバイクがらみの歌詞になったのだと思う。日本語で書いたにしては、うまくできている。
03 まもってあげる
これは、どうも、CM用に書いた曲らしい。でも、しっかりといい曲に仕上がっている。
04 JAVA WA JAVA IN THE BOOK OF GODIEGO
これは、もともと84年の2月15日にキリンビールのCM用に書いた曲。元のタイトルは「SHAMBHALA」。すごくいい曲だったが、CMにならなかった。でも、ずっとこの曲の存在は覚えていて、99年の再結成の時に作っていたアルバムで関係者がシングルに相応しい曲がない、と焦っていて、いい曲はないか、と言われたので、何曲か持っていったら、すぐにこの曲が採用された。ちなみに「SHAMBHALA」はインドの聖典に出てくる伝説の国の名前で、英語圏ではそれを「SHANGRI-LA(シャングリラ)」と呼んでいたらしい。
05 まもってあげる 2
これがCMバージョンとして提出したものかも。
06 まもってあげる 3
そして、こちらのパターンもCMバージョンとして提出したと思う。両方とも、どちらが採用されてもおかしくないのだが、僕としては、この曲自体がCMとして採用された覚えがない。どなたかご存知の方がいたら、ご一報いただきたい。
07 JAVA WA JAVA IN THE BOOK OF GODIEGO 2
「SHAMBHALA」 のやり直しバージョン。もしかするとあの時、キリンビールのCMを歌うのは僕じゃなくて、別の人に決まっていたのかもしれない。歌が難しいと言われたのだろうか、少し簡単に歌ったつもりのバージョンだったと思う。でも、今聞き直してみると、何も変わってないし、簡単になっていない。そのせいで、採用されなかったのだろうか。
ところで、今だったら、前のバージョンで、誰も、難しいとは言わないと思う。この40年で随分、みんな歌が上手くなったんだな、と感心する今日この頃です。
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