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HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES  VOL.14 
解説

01 CARROTS (TAKE1)

ニルスのふしぎな旅のニルスの相棒、ハムスターのキャロット用に作った曲。

英語だとすごくかっこいいので、使われたのと別の曲かなと思ったのだが、「いた

ずらっ子のニルスにドキドキだけど」という日本語の詩に合わせて唄ってみると、

なるほど同じ曲だとわかった。すごい。

 

02 NAUGHTY NILS (TAKE1)
山川さんの日本語の歌詞「だれかに投げた小石はいつか自分に当たるよ」というフレーズが大好きだ。ニルスの「わんぱくニルス」。

 

03 SUNTORY (TAKE1)

サントリーと書いてあるのだが、どうも、CMになった覚えがない。少し暗い感じがする曲だからだろうか。いい曲だと思うのだが。

04 SUNTORY (TAKE3-TYPE2)
前のサントリーと出だしは同じなのだが、途中からどんどん変わっていく。すごい。しかし、いくらなんでもサビに行くまで長すぎないか、CMだというのに。いや、CMだからこそ、使うのは、サビだけ、なわけだから、他はどんなに長くってもいい、というつもりだったのか。

 

05SUNTORY (TAKE5-TYPE3)
前のサントリーのサビを入れ替えたもの。しかし、これは、あまり、いただけない。今の僕だったら、この前の曲を提出して、こちらは出さなかったと思う。この時も、そうしたのかもしれないが、一体、この曲は使われたのだろうか。
 

06 VAPE (TAKE1)

この曲、Sleep, my angels sleepは、電気蚊取り線香のCM用に書いたものだ。でも、例のメロディーの前にこんなに明るいパートがついているなんて、自分でびっくり。そういえば、今、思い出したが、CMの演出で、最初に明るいパートが欲しい、というリクエストがあったような気がする。

 

07 VAPE (Short version) (TAKE1)
Short versionと書いてある割には、長さはその前とほとんど変わらない。ただ、バラードのところがレコーディングのバージョンにすごく近くなっている。

 

08 A GOOD DAY (TAKE1)

80年の新年の西武デパートでのゴダイゴフェアのテーマソングとして書いた曲。すごく遅い。そして暗い。よく、ミッキーが曲を受け取った時はバラードだったという話をするが、このデモを聞くと、ミッキーの気持ちがよくわかる。

09 ABC (TYPE1)
ABCの新しい曲を書こうということで頑張ったと思う。しかし、こんな難解な曲ではダメだということで、次。

10 ABC (TYPE2)
やっぱり、変な曲に違いない。頑張ってるんだが、これでは没だな。

11 ABC (TYPE3)
け、け、Kはないよね。


12 ABC (TYPE4)
なぜか、突然笛を吹き出した。なるほど、け、け、Kの代わりに笛でサポートしている。しかし、まだ、分かりにくい曲には代わりがない。


13 ABC (TYPE5)
ここでも笛を吹いている。曲としては、美しくなったが、もう、これは、ABCの歌でなくてもいいのではないか。


14 ABC (TYPE6)
笛がダブルになっているだけではないのか。とにかく完成形なのだろう。


15 RETURN TO AFRICA
アフリカの本当の民族音楽を入れて、そこから始まるようにというアイディアだったと思う。Return のところが1回足りないが、今聞くと、この方がポップに聞こえる。最後に、またアフリカの民族音楽が来るところが嬉しい。これは、間違いなく、僕のスタイルだ。


16 RETURN TO AFRICA (SEなし)
2番にハーモニーが入っているのが斬新だ。録音の時は、サビ以外にハーモニーをつけようとは思わなかったらしい。どこにも、ハーモニーはついていない。だが、実は、デモテープにはハーモニーが入っていた、というよくある形だ。

HOME RECORDING DEMOジャケット-14.jpg
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